冬になると街ではお歳暮という言葉がよくみられるようになります。親戚に贈り物を贈ったり、もらったりするけど、どういう意味があって行っているのかわからない人もいるのではないでしょうか。日本人になじみのあるお歳暮ですが、一体どんな風習なのでしょうか。そもそもお歳暮とは、日ごろお世話になっている人に1年の締めくくりにお礼の気持ちと、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めて贈り物をすることを指します。
起源は江戸時代にさかのぼり、長屋の大家さんや取引先に対して感謝の意を伝えるために贈ったのが始めとされています。昔は取引先の人や上司に贈ることが多かったのですが、最近では上下関係にとらわれず、親しい友人や知人、親族に贈ることが増えています。お歳暮は季節のあいさつなので、送る時期をきちんと守ることが大事なマナーなので、11月下旬から12月20日ころまでに届くようにしましょう。一般的な相場としては3000円から5000円程度の品物ですが、特にお世話になっている人に対しては10000円ほどのものを贈る場合もあるようです。
贈る品物選びも難しいポイントになりますが、贈る相手のことを考えながら、その人の趣味や家族構成に合わせたものを選ぶのが喜ばれるでしょう。贈る時期が冬なので、お鍋に合う素材や、お正月に大勢集まった時に食べることができるようなものの人気が高くなっています。これからも続くお付き合い、みんなが気持ちよく過ごせるよう、感謝の気持ちを込めて、お歳暮を選んでみてはいかがでしょうか。お歳暮のことならこちら